「高時給に惹かれて応募したのに、実際はシフトに全然入れなかった…」「寮費や食費で思ったより手取りが少ない…」――そんなリゾートバイト経験者の声、意外と多いんです。せっかく住み込みで働くなら、しっかり稼ぎたいもの。この記事では、「稼げなかった…」と後悔しないために押さえておきたい求人選びの見極めポイントを詳しく解説します。
なぜ「思ったより稼げない」ことがあるのか?
求人情報だけでは見えづらい落とし穴がいくつもあります。代表的な原因は以下の通りです:
- 勤務時間が少ない:閑散期やシフトの競争で稼働時間が減る
- 実働よりも拘束時間が長い:中抜けシフトで自由時間も制限される
- 控除が多い:寮費・食費・光熱費・交通費が差し引かれ、手取りが減る
- 交通費が後払い:帰任後支給のため、実質自己負担になることも
求人を見極める5つのポイント
①「高時給」より「安定シフト」
時給が高くても、シフトに入れなければ意味がありません。週の最低勤務時間や稼働率が安定しているかを確認しましょう。
- ✔ 月収例が記載されているか?
- ✔ 「週4〜」ではなく「週5〜6」前提の求人か?
- ✔ 繁忙期・閑散期のスケジュールは?
②「固定シフト」か「中抜けシフト」か
中抜けシフト(朝と夜に勤務、昼は空き時間)は、1日の拘束時間が長くなりがち。自由時間が削られる割に稼ぎが伸びにくい傾向があります。
おすすめ:連勤でも稼げる「通しシフト」や、繁忙期のレストラン・清掃系
③「寮費・食費・光熱費」の差し引き条件
求人によっては「寮費無料」と書きつつ光熱費が別途徴収されるパターンも。食事も1日1食だけ支給で、残りは自己負担…ということも。
チェックすべき項目:
- 寮費:完全無料か、毎月いくらかかるか
- 光熱費:実費負担 or 上限設定ありか
- 食事:回数・内容・休日の有無
④「交通費支給」は上限&支給タイミングに注意
交通費全額支給とあっても、上限が1万円などの場合、自腹分が発生することもあります。また、退職後に振込のケースが多いため、資金に余裕がない人は注意が必要です。
⑤「勤務地・勤務先」の信頼性と実績
知名度があるリゾート地=稼げるとは限りません。同じエリアでも閑散期・勤務先の運営体制で大きく変わります。口コミサイトやYouTubeで過去の体験談をチェックすると、より現実的な収入イメージが掴めます。
安心して稼げる求人の特徴
- 「月収目安」や「1日の実働時間」が具体的に書かれている
- 「延長希望者多数」「リピーター多数」など安定勤務の記載あり
- 大手ホテル・リゾート運営で契約がしっかりしている
- 通しシフト・食事2〜3食付き・完全個室寮など生活支援が充実
不安があるときは事前に派遣会社へ質問
求人票に不明点がある場合は、応募前に必ず問い合わせを。具体的には:
- 「月にどれくらい稼げる方が多いですか?」
- 「昨年の同じ時期の平均勤務時間は?」
- 「交通費や寮費で自己負担になる部分はありますか?」
記録(メールやLINE)に残しておくことで、万が一トラブルがあったときの証拠にもなります。
まとめ
リゾートバイトで「稼げなかった…」と後悔しないためには、時給や勤務地だけでなく、実働時間・生活コスト・求人の正確さをしっかり見極めることが重要です。「条件のよさそうな求人」よりも、「総合的に安心して稼げる求人」を選ぶことで、あなたのリゾバ生活はもっと充実したものになるはずです。