留学する旅費を稼ぐのと、単に興味のある仕事に挑戦したいと思って、19歳の頃に派遣で、スキー場の住み込みバイトをしたことがありました。
大きなスキー場だったので、同時期に雇っている派遣社員も沢山いました。
男子・女子それぞれ別の寮があり、シーズン期間中はそこでみんなでワイワイ過ごしました。
年齢層は当時の私くらいの若くて19歳~30代前半まで。
その中でも20代中盤くらいが多かったです。
寮の部屋は1人部屋というのはなく、だいたい2~4人で1部屋でした。
仕事が終わって寮に戻ると、隣の部屋の人が遊びに来たり、私も遊びに行ったり…。
毎日が修学旅行みたいな感じでした。
休日は滑りに行ったり、近くの街まで出かけたり。
私はもともとスキーが上手なほうではなかったのですが、周りはやっぱりスキー場に働きに来た人だけあって、プロを目指してる人やスキーやスノボが好きで毎年スキー場に働きに来てるくらいの達者な人ばっかりでした。
それがラッキーで、私も教えてもらってすこーしだけ上達できました。
まだまたですが。
スキー場の仕事内容は、レストラン・託児所・レンタルスタッフ・インフォメーション・リフトスタッフなどの部署があり、事前に自分のやりたい部署を選んで働きました。
私はレストランを選びました。
よく、一番大変な部署と言われていたのですが、その分やりがいも充実感もあって私はすごく楽しかったです。
それに、レストランのスタッフは月3千円くらいでレストラン内の食材が使えて賄いを食べられたので、”今日は何を作って食べようかな”と毎日考えられたのも幸せでした。
ピザを好きなメニューだけ4分の1ごとに盛ったり、揚げ林檎パイ包みを作ったり、ステーキの盛り合わせをアレンジしたり…。
まぁ、おかげで順調に肥えました。
笑。
そんな休憩時間の楽しみもありますが、お昼のピーク時は厨房内は戦場みたいでした。
レストラン内は満員電車並みに混み合い、注文も途切れることなく長い時は11時頃~15時頃まで。
作る方も食器を洗う方もレジもフル稼働で、間に合ってない所には急いでヘルプにも回ってました。
一日が終わったときは、へとへとで最初のうちは寮に帰ってすぐ寝ていました。
でも、そんだけ身体でおもいっきり働いてみんなで稼ぐことが、なにより充実感がありました。
それに忙しい中でもお客さんとの触れ合いや、美味しかったよ!などと声をかけて貰えたことも、また頑張ろうと思える力になっていました。
そして、3ヶ月強のシーズンで寮費も少なく出費も少なく、給料のほとんど貯金が出来き、なにより楽しい。
短い期間でしたが、最高の思い出になっています。
19歳女 リゾートバイト貯金も思い出も沢山できたスキー場住み込みバイト

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